やるやる詐欺の向こう側にあったものとは
実はやるやる詐欺、真っ只中です。
覚えているでしょうか?
ネットショップを準備中ってお知らせしたことを。
たしか4月中にはオープンしますってお伝えしていたと思います。
今、6月。
ネットショップ、オープンしていません。
完全にやるやる詐欺です。
4月から緊急事態宣言による外出自粛要請で、資材を仕入れることができなくなりました。
ほとんどのものはオンラインで購入できるんですが、一部、店舗でしか購入できないものがあるんです。
なんていうのは言い訳であって、なんでオンラインショップに向けて動きたくないのか、よくわからなかったんですよね。
なんて言ったらいいのかわからないんですが、ネットショップオープンにブレーキがかかっている感じ。
このまま、進めてもうまく行かないことだけは、わかっているので、なんで気持ちが乗らないのか考えてみました。
なにが原因なんだ?
Q:ネットショップオープンに不安があるのか?
A:それは無い。
どこでネットショップをオープンするかも決めたし、ネットショップオープンの手順もわかる。
Q:ネットショップ運営に不安があるのか?
A:それも無い。
1ヶ月間で、どうやってネットショップを運営していくのか、受注から発送までのスケジュールも組んである。
最初はゆっくりはじめて、慣れてきたら商品展開を増やしていくことも考えてある。
いずれは、頒布形式に商品展開していきたいことも考えていた。
今流にいうとサブスクってやつになるのかな。
Q:後は実行していくだけだよね?
なんでそんなに動けないの?
A:・・・よくわからない。
作品はなにかしら毎日作っているけど、ネットショップ関連になるとなぜか急に手が止まってしまう。
以前、イベントなどで作品売ってたんだから、それがネット上になるだけだよね?
なにが違うんだろうと自分に問いかけてみる。
作品作りながら、考えてみた。
考えて、考えて、考えて、やっとわかった。
販売するために商品を作るのではなく、自分の作品を作っていきたいんだということが。
仕事として作品を販売するには、大きく分けて2つの種類あると思っています。
1:買ってくれる方のことを考えながら、買ってもらえる作品=商品を作っていく方法。
2:自分の好きなものを作って、気に入った方にだけ作品を買ってもう方法。
オンラインショップを軌道に乗せるためには、1の買ってもらえる商品を作っていくのがセオリーなんだと思います。
実際に、考えていたラインナップも、買ってくれる方のことを考えて作っていました。
仕事として取り組むのであれば、当たり前のことなんですよね。
頭ではわかっているけど、どうしても動けないという状態になっていました。
そう、わたしが作りたいのは2の自分の好きなものなんですよね。
それに気がついてしまいました。
もちろん、自分の好きなものを作って、それを仕事にしている人はいます。
でもそれは、ほんの一握りの人だってこともわかっています。
だけど、もうどうしようもないんですよね。
わたしのやりたいこと中に、個展を開くというのがあります。
それに向けて、どんな作品を作っていこうか、どんな世界観にしたいのか妄想しながら準備しています。
まだすぐには開催できないけれど、個展に向けての創造はとってもたのしい。
そちらに思考が偏ってしまっている、というのもあると思います。
なので、やるやる詐欺から脱却するために、オンラインショップを1度白紙に戻します。
自分の中で決めればいいことなんですが、なんとなく気になってたんですよね。
もし、これから作品を販売することになったら、今まで通りブログを通して販売していくと思います。
いつ開催できるかわからない個展に向けて時間を取るのは、もしかしたら愚かなのかもしれません。
だけど、「いつか」と思っているようでは、その日はやって来ないですよね。
この先、どうなるのか先が見えないこともありますが、だからこそ今やりたい事にむけて動いていこうと思います。