水無月という今の時期だけの和菓子を知っていますか?
水無月(みなづき)と読みます。
ちょうど今、水無月を蒸しているところ。
水無月を蒸している間にブログを書いています。
先日、知り合いの和菓子教室で、水無月の作り方を教えてもらいました。
その時に、水無月キットを購入したので、今日作っています。
水無月はういろうの上に小豆がのっていて、三角形の形をしている和菓子。
なんでういろうの上に小豆がのっているのか。
なんで三角形の形をしているのか。
気になる方は調べてみてくださいね。
関西ではよく食べられる水無月。
関東に住んでいるわたしは3年前まで知りませんでした。
6月下旬にしか販売されない和菓子で、特に今日、6月30日に食べるといいとされている和菓子です。
6月30日は夏越の大祓という、この半年の穢を落とす行事があります。
神社で行っているものなんですが。今年はコロナ禍のせいで、どの神社も縮小してしまっているようです。
急に神社の話や穢を落とすと言われても、いったいなんのこと?って感じかもしれません。
わたしも3年前までは知らなかったし。
でもね、知ってみるとおもしろいことってたくさんあって、特に着物を着るようになってから、和の行事についていろいろと気になるようになりました。
この、6月30日の夏越の大祓と水無月もそう。
知らなければ、なんの変哲もないただの日だけど、知ってしまったら見過ごすことができない日になりました。
単なる気持ちの問題だけなのかもしれないけれど、昔からある行事をするのは気持ちがいいです。今日は大雨だけど。
ここ数年の目標の中に【日常をていねいに暮らす】というのがあります。
こうやって昔からある行事をすることも、ていねいな暮らしにつながるのかなと思っています。
のんびり、ういろう蒸しているんだもん。その間にメルマガ書いてるけど。
仕事はしっかりこなしながらも、日常を大切に過ごしたい。
家で仕事ができる今のスタイルは、しばらく手放さないでしょう。
さて、水無月が蒸し上がったようです。
冷まして今夜のデザートにします。たのしみ♪