既存のスキルじゃ飽き足らず、難しいことにチェレンジするのは性なのか
やっと梅雨明けしたと思ったら、暑い日が続きますね。
ゆっくり作品制作ができると思っていたら、思いの外忙しくなってしまい、ぜんぜん作品が作れていない今日この頃。
作りたい!という気持ちばかりが空回りしている感じです。
それでも少しずつは制作しています。
今、作っているのはユリの花。
昨年から縁あって、ユリの花をよく買うようになりました。
わたしにとって今一番身近な花が、ユリです。
ユリの花っていろんな色があるんですよ。
ユリといえば白をイメージすることが多いと思うけど、ピンクやオレンジ、黄色など。
形も、すっとした形のテッポウユリに豪華絢爛なカサブランカ。
野性味溢れるヤマユリに鬼ユリ。
作品制作のモチーフとしては、とても作りがいのあるものです。
だけどね、今、無性に作りたい花があるの。
それはナデシコ。
あの、細く裂かれたような花びらを表現してみたい。
どうやって表現する?
細すぎるから地布も張れないし、ワイヤーも通せないよね。
糸を切りっぱなしにして固める?
レース編みの技法を使って表現する?
あっ、これ立体刺繍での表現方法を考えています。
立体刺繍で花を作る技法はいろいろあるんだけど、ナデシコを表現しているのは見たこと無いんだよね。
だからこそ作りたい。
あの花びらをどうやって表現しよう。
こうやって考えてるのが楽しくってね。
既存のスキルじゃ飽き足らず、難しいことにチェレンジするのは性なのかと思ってしまう。
だから、なかなか作品制作が進まないのよね。