1つの事を長く続けるのはわりと得意なんです
1つの事を意図して長く続けるというよりも、気がついたらそれだけの時間が経っていたという方が正しいかもしれません。
2022年7月19日は25回目の結婚記念日、銀婚式です。
夫と25年間一緒に過ごしていると思うと、長いなぁと思いますが、感覚としてはつい数年前に一緒に住むようになった感じ。
とはいえ、子どもたちがみんな成人しているので、しっかり25年経っているんですよね。
他にも長く続いていることは何かあるかなと振り返ってみると、初めて物作り(ハンドメイド)を始めたのが7歳の頃なので、物作り(ハンドメイド)歴41年。
ちょっとそれは早すぎないんじゃないと言うのなら、物作りを仕事にしようと洋裁の専門学校に入ったのが18歳なので、物作り(洋裁)歴30年。
どちらにせよけっこう長く物作りをしていますよね。
しかも小学生の頃は、自分で描いたイラストから型紙を作って、オリジナルマスコットをフエルトで作ってました。
小学生の頃に、今とあまり変わらないことをしてます。
あとは、洋服直しの仕事は16年間。
洋服直しの店舗と契約していたのは12年間ほどだけど、今も細々と常連の方のお直しは続けています。
前に「長く続けるコツは何ですか?」と聞かれたことがあります。
その時は「自分の生活の中で習慣化できてしまえば、意識しなくても長く続けることができますよ」と答えたと思います。
この「意識しなくても」というところがけっこう大事なんですけど、最初はどうしても意識しちゃいますよね。
長く続けたいことがあったら、最初は習慣化できるまで「意識して」時間を作るようにしています。
習慣化できてしまえば意識しなくてもやる事が当たり前になるので、長く続きやすくなります。
あとはテンションを上げすぎないこと。
どうしても最初は「やるぞ!」と意気込んしまい、テンションを上げすぎてしまいます。
テンションが上がっていると、あれもこれもと、自分の許容量以上にやりすぎてしまいがち。
最初はいろんなことをこなしていけるので、いいように見えますが、上がりすぎたテンションは、必ず下がります。
テンションが下がってしまうと、なぜか体も動かなくなってしまいます。
そうするとせっかく始めたことをストップさせてしまうんですよね。
だからテンションは上げすぎないこと。
毎日、同じくらいの作業量をこなしていく方が、無理なく長く続けていくことができます。
特に物作りに携わっている人は「あと少し」と言いながら、ご飯も食べずに睡眠時間も削りながら作業しがちです。
この状態を続けていって、体を壊したり、仕事との兼ね合いができなくなってしまって物作りを辞めてしまった人をたくさん見てきました。
その時は作品が作れるから良くても、長い目で見たら全然良くないんですよね。
いつも通り無理しないで淡々と続けていくことが、長く続けるコツなんじゃないでしょうか。
これはどんな事でも同じだと思います。