「お母さんは僕を産んだから、やりたいことをあきらめたの?」と息子に聞かれた日

母親歴25年、4月24日は息子の誕生日です。

25年前の4月24日にはじめて母親になりました。

当時の水谷は24歳、若いですねー。

そして、来週の4月30日は自分の誕生日で50歳になります。

 

なんか、息子が25歳で自分が50歳ってダブルスコアでいいですね。

特に何もないんですが、自分の中ではちょっと特別な気がしています。

 

何年か前、タイトルにあるように「お母さんは僕を産んだから、やりたいことをあきらめたの?」と息子に聞かれました。

出産前のわたしはアパレルメーカーでデザイナーとして働いていましたが、勤めていた会社は産休制度が無い会社だったので「出産=退職」しか選択肢はありませんでした。

デザインの仕事がしたくて高校卒業後、服飾デザイン専門学校へ進学し、デザイナーとして就職したことを知っていた息子は、自分のせいでわたしがやりたかったことを諦めたと思っていたようです。

 

息子自身も音楽大学へ進学し、音楽の道に進むと決めたからこそ、そんな風に思っちゃったんでしょうね、きっと。

 

結果だけ見たら、出産するためにデザイナーの仕事を諦めたのは事実です。

でも、デザイナーの仕事を続けることよりも息子を産んで育てることを選びました。

あの時、デザイナーの仕事を選んでいたら、息子は今ここにいないことになります。

そんなこと今では考えられません。

息子にもデザイナーの仕事を辞めたことは後悔していないし、今やりたいことをたくさんやっているから大丈夫と、ちゃんと伝えました。

 

そんな息子との会話を思い出す4月24日。

まぁ、いっちょ前にでかくなりやがってクソ生意気な息子ですが、自分のやりたいことのために毎日がんばっています。

予定では今年中にフランスへ音楽留学するので、今みたいに一緒に過ごす生活はあと少し。

なんかいろいろフランス留学の事情が変わってきているので、いつになるのかまだわからないのですが。

 

今回はめずらしくプライベートなお話しでしたが、最後にちょっとお知らせです。

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