作家活動と体育会系思考

自分は体育会系ガチ勢だったんだと最近気がつきました。

「水谷さんの思考は超体育会系」って友達に言われたんですよ。

その時は「そうなのかな?」と思ったんですが、思い返してみれば昭和から平成にかけて剣道の道場に7年半も通ってたんだからそりゃそうだよねと納得しました。

 

 

剣道の道場に通い始めた頃は週1日だったんですが、最終的には週4日道場に通っていました。

だんだん通う日数が増えていったんですよね。

ただ、日数が増えていっただけじゃなく1日に稽古する時間も増えていきました。

 

 

剣道って試合があるんですけど、その試合に勝つために稽古をします。

どんなスポーツでもそうだと思うんですが、日々の鍛錬なくては試合には勝てないんですよね。

そしてこの稽古が地味でとってもきついんですよ。

 

 

女子中学生なのに週4日も稽古して体中にアザをつくってまで何してるんだろう?って思ったこともあるんですが、試合に出る、そして勝つ。

このおもしろさにハマっていたんだと思います。

 

 

試合に勝つためには脳直で動ける瞬発力と筋肉、相手をとらえる動体視力が必要でした。

それらを鍛えるためには毎日コツコツと地味な稽古が必要になっていきます。

でも、ある程度稽古を続けていくと体がそれに慣れてしまって物足りなくなってくるんですよね。

だから負荷をかけるためにどんどん道場に通う日数が増えていきました。

 

 

察しのいい方だと気がついたかもしれませんが、ここ数年の私の動き方がまさにこの剣道の稽古そのものなんですよね。

 

 

作品の幅を広げるために数年前からギャラリーやコンクールに応募していました。

最初は2~3ヶ月に1回程度の応募だったのに、気がつけば今年は6ヶ月連続でギャラリーに展示していました。

しかも、6月は1ヵ月の間に3つの展示会に参加しています。

展示会の参加回数がものすごく増えていると思いませんか?

 

 

毎回、展示会には新作を作って展示していました。

新作を作り続けるって、かなり大変なことなんですよね。

自分に負荷をかけまくりです。

 

 

そりゃあ友達も「水谷さんの思考は超体育会系だから」って言いますよね。

でも、友達に言われるまで自分では気がついていないんですよ、おもしろいものです。

 

 

思い返してみれば、ほかのことでも同じように動いていたかもと気がつきました。

無意識のうちに自分の中に染みついているものなんだと思います。

これがいいとか悪いとかいうよりも自分に合った動き方なんですよね、きっと。

そうやって今までやってきたことが自分の糧となっていることだけは確かです。

 

 

これからも「また水谷が体育会系の動きをしているよ!」と微笑みながら見守っていてくれるとうれしいです。

 

 

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