2025年の裏テーマは「原点に帰る」

2025年の2月が終わろうとしています。

そろそろ、コンクールに向けての作品制作にエンジンをかけていかなくてはいけない時期に入ってきています。

2025年に入ってからずっと考えていたんですが、今年の作品制作は原点に帰ってみようかと思っています。

今までとなにが違うのかというと、純粋に植物だけをモチーフにして表現していこうかなと。

もともと、植物が持つ造形の美しさに惹かれて、作品モチーフを植物に決めました。

ですが、ここ数年の作品を見てみると、いろんなことにチャレンジしすぎていたのかなと思わなくもありません。

それぞれの作品を作った時には、ちゃんと作品として作りきっているし、自分でも納得したものが出来上がっています。

その時、その時には納得した作品が出来上がっているんですが、今、振り返ってみると軸がぶれているというか、一貫性を感じられないんですよね。

それは自分だけが感じているものなのかもしれません。

SNSのプロフィールにも「植物の根本的なことを考え続けていたら、根っこマニアになりました。」と書いてあるのに、最近の作品には根っこが生えてないなぁと思ってしまったんですよね。

ただ、単純にもっと植物そのものが持つ美しさを表現してみたい。

なので、「2025年は立体刺繍作品を作りはじめた頃の原点に帰って作品制作をしてく」というのを裏テーマにしていこうと思いました。

3月に1つコンクールの締め切りがありますが、やっと作品の方向性とデザインが決まりました。

みなさんもよく目にする植物を根っこごと表現した作品にしました。

あとは作っていくだけです。

実は今、ちょっとスケジュールがおかしいことになっていて、はたから見ると「いつ作品制作するんだ!」という状態になっていますが、なんとかします(笑)。

なんでおかしなスケジュールになっているかというお話は、また別の機会に。