ぶっつけ本番、試しながら作っている作品

コンクールに向けた作品を作っています。

実は今回、試してみたいことがあり、それを試しながら作品制作を進めていくという無謀なやり方をしています。

本当ならば、何回か試作をして大丈夫となったところでコンクール作品に着手したかったのですが、思いのほか時間が足りなくて、このやり方をせざるをえないといった状態になってしまいました。



ですが、似たようなことを前回の仮面制作でやっているので、たぶん大丈夫だろうなとは思っています。

じゃないと失敗したら全部やり直しですからね、リスクが高すぎます。



立体刺繍はワイヤーを軸にして刺繍していくのですが、そのワイヤーの使い方を少し変えました。

これが吉とでるか凶とでるか、仕上がってみないとわからないというところが博打っぽくてドキドキしちゃいます。




今、試している方法がうまくいけば、今よりもずっと多くの植物を表現できるようになることは間違いないんです。

花びらの繊細さがもっと表現できるようになったり、葉の形の複雑さを表現できるようになるはずなんです。

そうすると表現の幅が広がるだけでなく、立体刺繍の手数が減るので今までよりも作りやすくなると思います。



自分が表現したいものがあって、いろいろ試してみたけれどずっと失敗ばかりしてきました。

なのに、なんで今回ばかりはこんなに自信があるのか自分でもわかりませんが、とにかくぶっつけ本番です。

自分の中のなにかが大丈夫って言ってます。



とにかくあとは作っていくのみ。

コンクールの締め切りに間に合うように、時間との勝負です。