ハンドメイドを仕事にしていく上で最低限必要なことってなんだと思いますか?
ハンドメイドを仕事にしたい!と思ったら、実際やらなくてはならないことがたくさんありますよね。
あれもこれもやらなくっちゃって右往左往しているうちに、いったい何を基準に考えればいいのかわからなくなってしまいます。
「やっぱり、ハンドメイドを仕事にするのってムリなのかな・・・」いまあなたが、こんなふうに思っているとしたら、簡単な解決策が、ひとつだけあります。
それは「消費者の視点」を持つこと。
これがハンドメイドを仕事にしていくときに最低限必要なことなんです。
なぜならお客様は、よ~く見ています。
例えば、あなたが買った商品がすぐに壊れちゃたとします。
あなたは壊れた商品を直してほしいとお店に連絡しました。
その時に「申し訳ありません。」とすぐに商品を直すための対応をしてもらえたら、うれしいですよね。
だけど「商品が壊れたのはお客様の扱いが良くなかったのではないでしょうか」とあなたの商品の扱いに否があるように言われてしまったとしたら、ものすごく嫌な気分になると思います。
そして、もうそのお店で商品を買おうとは思わないですよね。
お客様を嫌な気分にさせてしまうということは、信用を無くしてしまうことに繋がります。
1度失った信用を回復するのは、ものすごく大変なこと。
だから、ハンドメイドを仕事としていくと決めたのなら、消費者の視点を忘れてはいけないんです。
これは、ハンドメイド講座を行うときにも同じことが言えます。
魅力的な作品作りを提供するだけではなく、講座をどれだけ楽しんでいただけるのかということも大切になっていきます。
どんなに素敵な作品が作れる講座でも、楽しくなければ通いたくないですよね。
趣味のハンドメイドなら自己満足で構いませんが、仕事としてハンドメイドをやっていくのであれば、そこには必ずお客様がいます。
講座に通ってきてくれる生徒さん(=お客様)がどんな風に楽しんでもらえるのか、考えることが大切になってきます。
自分が消費者になったつもりで考えてみてください。
100円ショップには色んなものが売っています。
たとえ100円で買えたとしても、必要ないものは買いませんよね。
だけど、どうしても欲しいものはどんな値段だろうと欲しくなってしまいます。
実際に買えるかどうかは別としてね。
魅力的ではない商品は欲しくないし、つまらない講座には通いたくないですよね。
自分の作品や講座を提供する側になると、この消費者の視点を忘れてしまいがちになります。
この消費者の視点がとっても大切なので、忘れないでくださいね。