試作品の材料費も販売価格にちゃんと含めて、思う存分試作品を作りましょう!
こんな作品が作りたいな、と思った時、あなたはどうしますか?
いきなり作品を作る人もいると思いますが、試作品を作る人もいるのではないでしょうか。
だって失敗したくないですもんね。
いくつも作品を作ると経費がかかるから、試作をしない人っていうのもいるのかな。
でも、いきなり作品を作って思いどおりの作品が出来る人って、あんまりいないんじゃないかなと思うのは、わたしだけでしょうか。
わたしは試作品を作るタイプ。
だけど、部分的に試作をするのは苦手なんです。
なので試作でも完成させるまで全部作ります。
手間はかかりますが、何回か試作品を作って理想の形に近づけていくのがわたしのスタイル。
その分ロスも多いけど全体が見れるので、理想の形に近づけることができるんです。
以前、イベントで販売していた時も試作品は作りましたが、ハンドメイド講座をメインでやっている今の方が、実は試作品を作る回数が多かったりします。
わたしが講座用のデザインを作るときの試作の仕方をご紹介しますね。
講座用のデザインを作る時は、まず、自分がデザインしたとおりに作ってみます。
思い通りのデザインが作れたら、そのデザインが参加していただいた方に作りやすいデザインなのか、そして講座時間内に仕上がるデザインなのか時間を計りながら作ります。
ここの試作で、時間がかかりすぎるデザインだったり、はじめての人に作りにくいデザインの場合は最初から全部作り直します。
作る時間もOK、そしてはじめての人にも作りやすいデザインになったら、ここではじめてデザイン決定。
次は講座のテキスト用に写真を撮りながら作っていきます。
そして色違いの試作。講座で作る色を試作します。
これは講座紹介のブログやメルマガ、SNSなどに載せる写真用に作ります。
こうやって書いてみると、けっこう試作品作ってますね。
ここまで試作品のことを書きましたが、この試作品の材料費ちゃんと作品の価格設定に含まれていますか?
最初に「いくつも作品を作ると経費がかかるから、試作をしない人っていうのもいるのかな。」って書きましたが、こういう風に思っちゃう人って、試作材料費を作品の価格設定に含めていないんじゃないかと思います。
なぜ試作をするのかと言えば、お客様に楽しんでもらえる講座にしたいから。
ただ自分が作って楽しいから、試作を重ねている訳ではありません。
もちろん失敗して採用されなかったデザインもたくさんあります。
それは勉強代として仕方がないと考えてもいいでしょう。
ですがちゃんと販売したり、講座になったデザインの試作材料費は、しっかりと価格設定に含めてあげましょう。
試作を重ねることで、その作品が良くなっていく、だから試作ってとっても大事なんです。
この試作をしっかりと行わなければ、お客様に失礼な作品となってしまうでしょう。
だから、しっかりと作品の価格設定に試作品の材料費を含めて、思う存分試作を行ってください。
自分も納得できるデザインができて、お客様もよろこんでくれたら、これ以上うれしいことはありませんよね。