ハンドメイドの原点に帰るとき

趣味ではじめたハンドメイドが、仕事となった途端に今までと違うものとして見えてしまう。

 

大好きなハンドメイドを仕事にしているのに、なんだか辛いと思ったことはありませんか?

 

「こんなはずじゃなかったのに」って少しでも思っていたとしたら、わたしの過去の体験が、あなたの役に立つかもしれません。

 

4年前のこと。わたしは趣味だったハンドメイドを仕事にし始めました。

 

ハンドメイドを仕事にできたら、たのしみながら収入を得られるかもしれない。

 

それって理想の働き方だよね、と思ったのが最初です。

 

ところが、ハンドメイドを仕事にしていくためには、作品を作る以外にもやることはいっぱいあります。

 

自分の作品を知ってもらうためにブログを書いたり、SNSをやったり。

 

ハンドメイド講座のための会場手配や資料を作ったり、それぞれにかかったお金の経理をやったり、他にもいろいろあります。

 

いつしか作品を作ること以外のことで頭が一杯になってしまって、自分の作品を作る時間をおろそかにしてしまっていたんです。

 

そして、気がつけば、大好きだったハンドメイドがたのしくなくなっていました。

 

もちろん、ハンドメイドを仕事にしていくには、たのしいだけではやっていけないことはわかっています。

 

だけど、ハンドメイドはたのしいって気持ちをおろそかにしてしまうと、なんでハンドメイドを仕事にしているのか、わからなくなってしまうなぁって思ったんです。

 

そもそも,なんでハンドメイドを仕事にしたいと思ったのかというと、わたしはハンドメイドが大好きだから。

 

ハンドメイドって、作品を作ってたのしいって気持ちを、忘れたらいけないんですよね。

 

そんな当たり前のことに気がつかないなんて、当時のわたしはどうかしていたとしか思えません。

 

当時はそれだけ、目の前のことしか見えていなかったんです。

 

たのしいって気持ちは作る作品にも表れてくると思うんですよね。

 

素敵な作品を生み出すためにも、まずは自分がたのしんで作品を作っていくことが、大事なんじゃないかと思ったんです。

 

わたしは作品を作ることがたのしいから、ハンドメイドをずっと続けています。

 

 

自分がたのしみながら仕事をすることが出来れば、毎日がたのしくなると思いませんか?

 

最初は売上がうまく上がらなくて、イライラしたり焦ったりしてしまうかもしれないけれど、そんなときこそ、なんでハンドメイドを仕事にしたいのか、なんでハンドメイドを続けているのか、思い出してみてください。

 

忙しさで見えなくなっていた大事なことが、きっと見えてくるはずです。

 

ハンドメイドはたのしいんだという気持ちを思い出すことで、今感じている仕事の辛さが和らいでいくかもしれません。

 

肩の力を抜いて、自分の中にある想いを見つめ直してみてはいかがでしょうか。

 

ハンドメイドの原点に帰る時。

 

それはあなたがあなたらしさを取り戻すタイミングだと、わたしは思います。

 

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