試作品を使う派?使わない派?あなたはどっち?
試作品を作った時に、実際に使って試しますか?
わたしは試作品を実際に使う派!
身につけるものだったら実際に身に着けてみたり、飾るものだったら実際に飾ってみたりしてみると、いろんなことがわかってきます。
わたしはアクセサリーを作っているので、自分で実際に身に着けて、使用感や強度などを試します。
先週、夫の実家へ帰省したんですが、その時に新作のジュエリーレジン®のピアスを身に着けていきました。
アーティフィシャルフラワーとジュエリーレジン®のピアスです。
ゆれるハチドリのチャームがポイント。
この試着で気をつけていたポイントは2つ。
1)着用したときに違和感はないか
2)長時間着用していてなにか不具合はないか
それぞれ、どんなところを気にしていたのか解説しますね。
1)着用したときに違和感はないか
今回はピアスだったので、実際に着用するのに大きさはちょうどいいのか、重すぎないか、耳にパーツがあたっていないのかを気にしていました。
実際に着用してみると、ハチドリチャームとジュエリーレジン®が歩くたびにカチカチとあたっている音がしました。
これでは、つけるたびに音が気になるので、チャームのチェーンを長くしないといけないことがわかりました。
2)長時間着用していてなにか不具合はないか
ピアス自体が重いと長時間つけていると耳が痛くなってきてしまいます。
今回の帰省は新潟なので3時間近く電車に乗っています。その間に耳が痛くならないか確認しました。
あとはパーツが取れてしまわないか、ピアスキャッチが外れやすくないかも確認。
ボリュームがあるピアスですが、軽いので耳が痛くなることはありませんでした。
なぜ、こうやって実際に着用して使用感や強度を確かめるのかわかりますか?
それは実際に作品を身につけるお客様の立場になって自分の作品を体験するためです。
もし、強度が足りなくてすぐに壊れてしまったら。
もし、ピアスが重くて耳が痛くなってしまったら。
せっかく買ってくれたのに、すぐに使えなくなってしまうのは、とても悲しいです。
それに、すぐに壊れてしまってはクレームの対象になりますよね。
そういったクレームを事前に回避するためにも、試作品の着用はとても大事になってきます。
ハンドメイドのジャンルによっては、実際に試すことができないものもあります。
ですが、アクセサリーのように、実際に身に着けられるものは着用してその使用感を確認することをおすすめします。
自分で素敵!と思っているデザインでも、着用したら不快感をもたらすものかもしれません。
実際に着用すれば、自分ですぐにわかります。
長くお客様に愛される作品に育てるためにも、試作品は自分で使ってみてくださいね。