夫62歳デザフェスデビュー
今回は夫の話です。
2021年11月13日(土)、14日(日)に東京ビックサイトでデザインフェスタ54、略してデザフェスというイベントが開催されていました。
今回は知り合いが何人か参加しているので、行きたいなと思いながらも、仕事の予定がぎりぎりまでわからない状態。
なんとか14日(日)を空けることができたので、デザフェスに行けることになりました。
前日、夫に話したところ、自分も一緒に行くとのこと。
今までこういうイベントに一緒に行ったことはないのに、なぜ突然一緒に行くと言い出したのかわかりません。
人が多くて混んでいるところ、行列に並ぶところが嫌いな夫には、ただただ苦痛でしかないようなイベント。
事前に説明しても一緒に行くの一点張り。
まぁ、とにかく一緒に行くことにしました。
案の定デザフェス会場は混んでいて、入場するにも並ばないといけない状態。
会場内も人でごった返していて、夫、大丈夫かなとのっけから心配になりました。
わたしがお目当てのブースを見ているときも、じっと脇で佇む夫。
そんな夫もお昼にフードエリアへ行った時には、たのしそうにいろんな食べ物を買っていました。
このフードエリアは4Fなので、見晴らしもよく海を眺めながらのお昼ご飯でした。
午後もいろんなブースを巡り、時折すれ違うコスプレイヤーさんに驚きながらも、夫はたのしんでいる様子。
「あの人なんであんなに背が大きいの?」
「あの人背中に瓢箪しょってるよ?」
「ヒーロー戦隊みたいな人がいる!」
「さっきも会った人だ!」
なんて言いながらたのしそうでした。
やっぱりリアルイベントは活気があっていいですね。
わたしもかなり刺激を受けました。
夜、なんでデザフェスに一緒に行ったのか再度聞いてみたところ「散歩がしたかったから」とのこと。
散歩気分でデザフェスはかなりハードだったんじゃないかと思います。
それにしても、62歳でデザフェスデビューって考えてみたらすごいことかも。
私にとっては見慣れたイベントでも、夫にとっては未知の世界だったようです。
自分にとって未知の世界に飛び込むって、とっても怖いこと。
60歳過ぎでさらりと飛び込んでしまった夫は、もしかしたらかなりの大物かも。
そんなことを思ったデザインフェスタ54でした。