立体刺繍家の確定申告
確定申告の時期ですね。
確定申告と聞くと、なんだか難しそうに思いますよね。
わたしも最初はそうでした。
何をどうしたらいいのかわからず、開業届を出す前に税理士が行っている確定申告セミナーに参加したり、税務署で行っている確定申告勉強会に参加しました。
わたしは開業届を出してから、青色申告で確定申告を行っています。
最初の3年くらいは作成した書類が大丈夫なのか不安だったので、確定申告の時期に開催される「税理士による無料申告相談会」に行って、その場で税理士に書類を確認してもらって確定申告書を提出していました。
今は自宅からe-Tax(イータックス)で確定申告書を提出しています。
マイナンバーカードが必要ですが、iPhoneならスマホで提出できるのでとても便利です。
毎年、確定申告のために準備していることです。
・1年間の帳簿をつける
・在庫の棚卸をする
・1年間の医療費をまとめる
・生命保険料控除の書類をとっておく
多分この中でめんどくさいなぁと思うのが1年間の帳簿つけだと思います。
どうやって帳簿をつけたらいいのかわからない方もいると思います。
わたしも手書きでは帳簿をつけることができません。
開業届を出してから、ずっとオンラインの会計ソフトを使っています。
使っている会計ソフトは「freee(フリー)」というものです。
この会計ソフトに使った経費を入力しておけば、自動で確定申告の書類を作ってくれます。
経費を入力する時に、使った経費を勘定科目に仕分けるという作業が必要になるんですが、わかりやすくリストが表示されるのでそんなに難しくありません。
最初はどの勘定科目に仕分けるのかわからなくて、調べながら経費の入力をしていましたが、慣れるとわかるようになっていきます。
freee(フリー)は1年間の帳簿データが入力出来たら、確定申告書作成のための質問に答えていくだけで確定申告書を作成してくれます。
難しい計算は会計ソフトがやってくれるので安心です。
使える内容に制限はありますが、無料で試せるので気になった方はウェブサイトをご覧ください。
ちなみにわたしはfreee(フリー)の有料スタータープランを使っています。
そして地味にめんどくさいのが、在庫の棚卸。
わたしの場合は、刺繍糸がたくさんあるので数えるだけでも時間がかかります。
棚卸する主な在庫は、刺繍糸、ワイヤー、布などです。
在庫の棚卸も確定申告には大事なことなので、しっかりと行います。
確定申告は面倒なところばかりに目が行ってしまいますが、1年間のお金の使い方が見えるのでわたしは嫌いではありません。
確定申告の準備をしながら前年のお金の使い方を振り返って、今年はどうしようかなと考えます。
昨年は個展の作品展示方法で試行錯誤した時に材料をいろいろ買ってしまったので、それらを使えるように公募グループ展に出す作品を組み立てられるといいなと思ってます。
例年は年末年始の休みで確定申告の準備を終わらせるのですが、今年は2月に公募グループ展があったので作品制作を優先させました。
データ入力が終わったので、あとは確定申告書を作成し提出するだけです。