立体刺繡×オルゴールのデザイン画と作品の比較

4月企画公募展『Sweets Secrets』出展作品の解説です。

デザイン画からどんな作品になったのか比較してみようと思います。

まず、今回『Sweets Secrets』に応募した時のデザイン画です。

このデザイン画からこんな作品になりました。

だいぶデザイン画に忠実に作れたのではないかと思います。

オルゴールもバラの下に組み込んであります。

でも、あえて無くしたものがあるんですよ。

わかりますか?

 

それは葉っぱです。

デザイン画の時点では葉っぱを書いていたのですが、実際に葉っぱパーツを作ってバラとアレンジしてみたら、なんだかあまりしっくりこなくて。っていうより葉っぱ邪魔だなと思ってしまったので、無くしました。

作った葉っぱパーツは、またどこかで使われることでしょう、たぶん。

 

わたしの作品をギャラリーのオーナーが写真に撮ってくれたものがあるんですが、全然撮り方が違うんですよ。

どの部分に焦点を当てて撮るのかによっても違いますし、写真って自分の好みが思いっきり出るんですよね。

客観的に自分の作品が見れておもしろいなぁって思います。

ギャラリーオーナーが撮った写真がこちら

 

見比べてみると全然印象が違うでしょ?

ギャラリー自体がグレーを基調としたダウンライトな場所なので、こんな感じになるんだと思いますが、オーナー自体も作品の影を大事にしている印象があります。

 

さて、この企画公募グループ展では、メイン作品の他に小作品を2つ出品することができます。

今回は「ピンクのバラ」と「箱」のエッセンスを取り入れた2つの小作品を作りました。

 

2つともアクセサリーケースにバラの花をアレンジするデザインにしました。

写真で見ると大きく見えるかもしれませんが、2つとも指輪用の箱なので手のひらサイズ、蓋を閉じれば何の変哲もない黒い箱です。

「大好きなピンクのバラを箱の中に隠しているの。
こうしておけばいつでも好きな時に見れるでしょ。
ないしょだよ。」

といったストーリーで作りました。

 

ギャラリーではこんな感じで展示していただいてます。

ギャラリーに入ってすぐの正面、メインビジュアルの真下に展示されているようです。

 

4月企画公募展『Sweets Secrets』に出展しています。

開催会期:2023/4/7(金)~4/16(日)
※休廊日:火・水

gallery hydrangea(ギャラリー ハイドランジア)

東京都墨田区東向島1-3-5
03-3611-0336

在廊していません。