2025年は立体刺繍の表現方法が増えました

2025年はあまり多くの作品を作らなかったのですが、その代わりに立体刺繍の表現方法のバリエーションが増えました。

立体刺繍ってワイヤーを使うのが基本的な作り方なのですが、ワイヤーを使わない方法で作ることに成功しました。

これによって、今までは作ることのできなかった細い花びらや、複雑な花びらを作れるように。

たんぽぽの花は何回か作っていますが、今年作ったたんぽぽが一番繊細にできましたね。

薄い花びらの試作 : 立体刺繍ノート|水谷禎子(みずたにさちこ)

2025年10月27日(月) これって、かなり薄い花びらができたんじゃない! 思い切って試したやり方がうまくいって、ホクホクな気分。 どうやったら本物の花びらに近づくこ…

それから、ずっと作ってみたいと思っていたサギソウの作品も作ることができました。

こちらもワイヤーを使わないで作った作品です。

サギソウの特徴でもある、細く裂かれたような花びらを表現できました!

同じ技法を使えばナデシコとかカラスウリの花も作れますね。

サギソウ立体刺繍|水谷禎子(みずたにさちこ)

2025年12月18日(木) あぁ、駄目だった。 悔しい…。 今回はいけると思ってたんだけど。 先日、応募した「鳥」がテーマの企画に落選した。 自分が思ってた以上の作品に…


それぞれの作品に向き合って、じっくり制作した1年となりました。

自分としては、立体刺繍の技術が少しは上がったんじゃないかなと思っています。

ただ、作品数が少なかったかなとちょっと反省。

量より質にこだわった2025年だったかなということで、勝手に締めくくります(笑)。