洗濯機がなかったら女性は働きに出ることすらできなかったと思う。洗濯機がぶっ壊れて思う当たり前にあることの大切さ。

いつも当たり前に使っていた洗濯機。
いざなくなってみると
洗濯機の有り難みを感じました。

 

実は結婚してから今まで
1度も壊れたことがなかったんです。

 

そう、この洗濯機は結婚と同時に
20年前に購入したもの。

 

すごく長持ちしたと言えばそうなのですが
こんなに突然壊れるとは
思っても見ませんでした。

 

脱水ができない!

 

いつののように洗濯機で洗濯をしながら
仕事をしていたんです。
そろそろ洗濯も終わったはず
と洗濯機の蓋をあけてみると・・・。

 

なんとお水が溜まったままじゃないですか!

 

洗濯機は止まっているのに
「なんで??」と思って
もう1回洗濯機のスイッチを入れました。

 

普通に洗濯機がまわりはじめました。
良かったと思ったのもつかの間。
今度は洗濯機に意識を向けていたので
途中で止まったのがわかったんです。

 

「脱水できてないんだ」

 

原因がわかったので
今度は脱水だけのスイッチを押しました。
だけど、いつまでたっても
お水が落ちる気配がない。

 

オーノー!!

 

何度やっても脱水が出来ないんです。
コンセントを抜いて入れ直してもダメ。
「あー洗濯機ぶっ壊れたんだ」と
諦めがつきました。

 

 

実はここからが大変だった

 

脱水ができないという事は
洗濯が終わっていない洗濯物が
水に浸かった状態で
止まっているということ。

 

まずは水に浸かっている洗濯物を
1つづつ手で絞って
お風呂の浴槽に投げ込んでいきます。

 

夏の4人家族の洗濯物
TシャツやYシャツ
靴下にパンツなどいろいろあります。

 

大きなものは大きくて絞りにくく
小さなものは小さすぎて絞りにくい。

 

やっと全部絞ったところで
今度は洗濯機の中のお水を
汲み出していきます。

 

料理に使うボールを使って
1杯づつ汚れた水を汲み出していきます。

 

暑さでお水が腐ってしまうので
お水を残すわけにはいきません。

 

最後はタオルにお水を吸わせて
洗面台に絞りながら
お水を全部なくしました。

 

まだまだ終わりじゃありません

 

今度は浴槽に投げ込んだ洗濯物を
すすがなくてはいけません。

 

浴槽にお水を溜めて
足で踏んで洗っていきます。
水の中に足を入れているとはいえ
この日は真夏。
汗が滴り落ちてきます。

 

ある程度汚れがでてきたら
排水して洗濯物を絞ります。

 

そしてまたお水を溜めてすすぎます。
これを3回ほど繰り返してから
やっと洗濯物を絞って終了。

 

めっちゃ汗かきました。
とってもいい運動です 笑。

 

洗濯物を干しても所詮手絞り。
しばらくすると下の方から
お水が滴ってくるのでまた絞ります。

 

もう外に干せる時間ではなかったので
浴室に干しました。

 

お水が滴ってくるので
部屋干しできなかったのと
幸い浴室乾燥機がついていたので
乾燥機をかけることができたのです。

 

それでも洗濯物が乾いたのは5時間後。

 

洗濯機ってすごいんだなぁと
痛感した1日でした。

 

昔の人はすごい!全ての洗濯物を手洗いしてたなんて!

 

昔は洗濯機なんてありません。
手で洗うしかないんです。
昔は今よりも子沢山の時代。
一体どれだけの洗濯物を
1日のうちに洗っていたのでしょうか。

 

そう考えると昔の女性はスゴイ!
乾かすためには日が出てるうちしか
洗濯物を干すことができないので
朝早くから洗濯していたことでしょう。

 

洗濯機が開発されなければ
きっと女性は外に働きに出ることは
なかったでしょう。

 

それだけ洗濯物を手洗いすることは
時間がかかって大変なことです。

 

今までボタン1つで洗濯・すすぎ・脱水を
やってくれていた洗濯機。
突然壊れて使えなくなって
その有り難みを感じることができました。

 

もう家事と仕事の両立が大変!
なんて言ってられません。

 

洗濯機がなくて
全ての洗濯物を手洗いしていた時代の
女性に笑われてしまいます。

 

私たちには先人が開発した
洗濯機があるのです!

 

賢く使って家事と仕事の両立を
うまくこなしていきましょう!