立体刺繍で作るカーネーションのコツ

2023年5月14日(日)は母の日でしたね。

母の日といえば「赤いカーネーション」ということで、今回は立体刺繍作るカーネーションのコツをお届けします。

 

まず、立体刺繍用の型紙を作るのですが、一番最初に何をしたらいいと思いますか?

カーネーションの画像を検索してみる?

カーネーションの仕上がりイメージイラストを描いてみる?

 

もちろん、画像検索したりイラストを描いてみるのもいいんですが、カーネーションの花を実際に見るのが一番いいです。

カーネーションって、大体どの花屋にも売ってますよね?

特に今の時期にカーネーションを置いていない花屋は無いと思います。

母の日当日はちょっと高くなっているかもしれないけれど、値段もそれほど高くない花なので、実際にカーネーションを買ってきて観察するのがおすすめです。

 

 

カーネーションの特徴的な要素は3つ。

それは、花びら、ガク、葉っぱです。

 

カーネーションの花びらってよく見たことありますか?

花びらは平たい形をしていて、ギュッとギャザーを寄せたように集まっています。

*ギャザーというのは洋服を立体的に作る方法の1つで、布を縫い縮めることによって立体的なシルエットを作ります。

そして花びらのフチもまっすぐではなく、波打っているような形をしています。

 

カーネーションのガクは太く丸い形をしていて、花びらをしっかりと包みながら支えてくれています。

茎と接しているところはキュッとすぼまっているので、円柱形なんだけど根元はすぼまるように形作ります。

このすぼまるところは、洋服のダーツのように内側に縫い込むことによって立体的に作ります。

花びらに接する上の部分はギザギザした形をしていて、茎に近い方は小さなガクが重なっています。

今回は重なっている小さなガクは省略します。

 

そして最後は葉っぱ。

形は細長く、先がくるんと丸まった葉っぱもあります。

茎を線対称にして同じ形の2枚の葉っぱがついています。

 

 

これらをまとめて型紙を起こしたものがこちら

 

鉛筆書きのままなので薄くて見えにくいかもしれませんが、下のギザギザがついている形のがガク、横の細長いのが葉っぱです。

花びらは台形で書いていますが、ワイヤーを縫い付けるときに花びらのフチを波打っているような形にします。

 

そして刺繍したものがこちら

花びらのフチの形が波打っているのはわかりますか?

ランダムに波打たせたので、全部違う形になっています。

 

この刺繍したものを切り取ってフチをかがり、刺繍パーツに仕上げたものを組み立てると完成。

立体刺繍のカーネーションです。

のっぺりとした形の花びらにギャザーを寄せることで立体感が出ていますよね?

このギャザーによる立体感こそがカーネーションの一番のポイント。

花びらにギャザーを寄せるのがカーネーションを作るコツとなります。

立体的なカーネーションを作る時には、花びらのギャザーをお忘れなく。

 

 

今回、急遽作りたくなってカーネーションを作りました。

毎年この時期になるとカーネーションを作りたいなぁって思っていたんですが、毎年この時期は制作スケジュールがつまっているんですよ。

今年もかなりタイトな制作スケジュールなんですけど、もういい加減作ってしまえ!と思って無理やりスケジュールをこじ開けて作ってしまいました。

 

できれば3日間くらいで作りたかったのですが、今週は他の仕事も入っていたので夜の3時間しか制作できず、結局5日間かかりました。

合計で約15時間。

かなり制作スピードは速くなりましたが、この半分くらいの時間で作れるようになりたいですね。

精進あるのみです。