立体刺繍×オルゴールの作品を作っています

最初にお知らせです。

AJCクリエーターズコンテスト本選の「AJCクリエーターズコレクション展2023」に出展します。

3月26日(月)〜3月30日(木)に東京都美術館で開催。

会場は東京都美術館1F第2展示室にて入場料は無料。

刺しゅう部門でエントリーしています。

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2月にも出展したgallery hydrangea(ギャラリー ハイドランジア)の公募グループ展に、4月も出展します。

4月公募グループ展のテーマは「秘密」。

以前から立体刺繡とオルゴールって相性がいいのではないかと思っていたので、今回は立体刺繍×オルゴールの作品を作ることにしました。

オルゴールの音っていいですよね。

 

問題はどうやって立体刺繡とオルゴールを組み合わせようか?

そして、作品に組み込むことができるオルゴールってあるのだろうか?

ここから作品づくりがスタートしました。

 

いろいろネットで調べたところ、オルゴール基盤を売っている会社を見つけたので、すぐにオルゴール基盤を取り寄せて実際に作品に使えるか確認しました。

実際のオルゴール基盤はこんな感じ。

 

そして、このオルゴール基盤を作品に使っても大丈夫か、オルゴール基盤の販売会社に確認しました。

 

趣味で作品を作るのなら著作権の確認は必要ないのですが、出展する公募グループ展では作品に値段をつけて販売します。

オルゴール基盤を使った作品を販売するとなると、著作権の確認は必須となります。

 

確認したのはこの2点。

1)オルゴール基盤を組み込んで作った作品を販売しても大丈夫か。

2)オルゴールを使った作品を販売する際に、オルゴールに使われている音楽の著作権は大丈夫か。

特に音楽に関する著作権は厳しくなっているので、ここはしっかりと確認したい所。

 

すぐにオルゴール基盤の販売会社から回答が来て、オルゴール基盤を使った作品の販売も、オルゴールに使われている音楽に関する著作権も問題ないということでした。

 

オルゴールといったら箱に入っているのが定番だよね、ということでこんなデザインにしました。

古びた木箱の中にピンク色の花が敷き詰められていて、オルゴールが鳴る。

オルゴールの曲はチャイコフスキー作曲の「花のワルツ」です。

 

今回のオルゴール基盤はネジ式なので、ふたを開けて曲を鳴らす仕掛けは作れないんですよ。

まぁ、そこは仕方ないかなということで、木箱の底にオルゴールのネジが通る穴をあけて、オルゴール基盤をさかさまに貼り付けることにしました。

木箱の底にあるネジを回してオルゴールを鳴らします。

 

gallery hydrangea(ギャラリー ハイドランジア)の公募グループ展では、いろんなことを試しながら作品の幅を広げていきたいと思って取り組んでいます。

今回の立体刺繡×オルゴールの作品がうまく仕上がったら、贈り物としてもいい作品になると思うんですよね。

アンティーク調の箱にオルゴールと立体刺繍の花なんて、素敵だと思いませんか?

 

作品搬入まで1ヵ月切っているので、せっせと作品を仕上げていきます。

 

最後に4月公募グループ展のお知らせです。

4月企画公募展『Sweets Secrets』

開催会期:2023/4/7(金)~4/16(日)
※休廊日:火・水

gallery hydrangea(ギャラリー ハイドランジア)

東京都墨田区東向島1-3-5
03-3611-0336

*在廊しません。

 

今回はお知らせばかりでしたね。